
くみまち学校 「防災・災害対応」講座 家の中ってホントに安全!?



2024年12月14日(土)、カインズ朝霞店で今年最後のくみまち学校が開催されました。 家族と食事をしたり、宿題をしたり、友達と遊んだりと様々な場となる“家”。 ゆっくり過ごせる場所ではあるものの、うっかり怪我をしてしまった!なんて経験がある方も多いのではないでしょうか。 実は、日常生活で起こる事故ってとても多いんです。
家の中を見回して、怪我をしそうな場所や少しでも危険を減らすためにできる工夫を、一緒に 考えてみましょう!
くみまち学校についての詳細はこちらをご覧ください。


今回の学習テーマは、家の中ってホントに安全!?です。見慣れた家の中でもたくさんの事故が起きて、怪我をしている人がいることを知っていますか? ちょっとした怪我ならよくあるから…という油断が、大きな事故に繋がるかもしれません。 年齢によって注意するべき事故も変わるので、既に対策をしている方も見落としている危険がない か、見直す機会にしてくださいね。
家の役割と実際に起きている事故
家には寒さや暑さから私たちを守り、安全で快適に過ごせるようにするなどの役割があります。外にいるときよりもくつろげて、天気が悪いときも安心ですよね。 でも、家の中で怪我をした経験ってみなさんもあると思います。参加してくれた子どもたちも、「ドアの下に小指をはさんだ」「ソファから落ちて出血」といった家でしたことのある怪我を教えてくれました。

年齢別に起こりやすい事故も違います。(三井住友海上火災保険さま報告データ)

階段やお風呂場での事故も多く、家の中のどこにでも危険が潜んでいるんです。この後のワークでは、家の模型を見ながら実際に起きそうな事故を考えていきます。
生活の様子を想像して 〜どんな事故が起きそう?〜
ランキングになかった事故も、まだまだたくさんありそうですよね。
対策をするには危険を予想する必要があるので、くみまちハウスを使って想定される事故を探してみましょう。
模型を見て気づいたことがあれば、ぜひご家族で共有しながら記事をご覧ください。

くみまちハウスに住んでいる家族はおじいさん(70歳)・お父さん(40歳)・お母さん(40歳)・男の子(9歳)の4人、年齢もヒントですよ。子どもたちはどんな事故を予想し、対策をするのでしょうか?


家具の配置や家のつくりをよく見て、たくさんの危険を予想できていました。では、対策も含めてグループごとにまとめたことを発表してもらいましょう!


「家には角がたくさんあるので、カバーをして当たっても痛くないようにすれば良い」「テレビを固定する」などの意見も出ました。
床に落ちている物にも気づき、細かいところまでしっかり見て考えられていたのがわかります。自分だったらどこで怪我をするかな?と想像しながら意見を出し合えていて、その意見に対して疑問があれば確認したり、共感したりしながらまとめができていたのも素晴らしい!
続いてのワークでは、便利グッズを使った予防策を考えます。
みんなの案で使い方の幅が広がる! 〜事故を防ぐグッズはどう使う?〜
手すりの設置など事故を防ぐ色々な方法がわかりましたが、その工夫を実践するのに道具が必要になりますよね。 そんなときは事故を減らす便利グッズを使いましょう。今回は4種類(両チーム2種類ずつ)について、どんな事故を防げるか・どこに使うのかを話し合いました。


「(ポールは)天井と繋げて支える」「(すべり止めシートは)揺れを軽減できる」といった具体的な使い方があげられ、使う場面を想像しながら提案できていたようです。また、両チームとも裏面にある説明文にも目を通し、「(耐震マットは)震度7の揺れを軽減できるらしいよ」「ここにも使えるかな?」など活発に意見を交わしていました。それではまとめたことを発表してもらいましょう!

「室内用木製手すりは、玄関や廊下、風呂場とかでも使えて活用性がある」「家具固定ポールは棚とかが倒れないように使う」、たくさん意見を出してくれてありがとう! 商品名や説明文の読めない字を教えてあげている場面も。困っていることに気づいてフォローする、大切なことですね。子どもたちが教えてくれた通り、階段での転倒防止や家具の固定に使うことで、事故を減らせる便利なグッズでした。ワークでは4種類だけでしたが、他にもたくさんのグッズがあるんです。売り場へ行ってみると…?

見たことのない物が多かったのか、様々なグッズを手に取り観察していました。先ほど使ったグッズの別の種類も発見できましたね。

用途に合わせて選んで、より安全な家にしていきましょう!
もしものときに安心、備えておくものとは?

なんと、約20,700円!
一部は国が負担してくれますが、それでも入院が長くなるほど高額になります。事故は完全に防ぐことが難しいので、誰でも大きな怪我や入院のリスクがありますね。そんなとき、私たちを助けてくれるのが保険会社です。

今回ご協力いただいた三井住友海上火災保険株式会社には、家の中での事故や入院・通院時などに契約している人へお金(保険金)を支払う、という内容の保険があります。※必ず内容詳細を確認してからご検討ください
事故で怪我をしたとき、入院や手術が必要なとき、とても助かる仕組みです。今どんな保険に入っているのかな?とおうちの人にも聞いてみてください。
事故を減らして快適な家へ
授業を通して、家の中での事故や防止策、保険の役割について学べましたね。事故が起きない工夫も必要ですが、どんな危険があるかに気づいて備えるのも大切です。安心して過ごせる家にするため、まずはしっかり家の中をチェックしてみましょう!
子どもたちはどんな思いで授業を終えたのでしょうか。


「棚も固定して少しでもリスクを減らしたいです」「怪我は何歳で変わるのかを初めて知りました」「思いがけない事故はグッズなどを駆使して防げるとわかりました」と、危険への意識や防ぐ対策をする意欲が高まったことが感じられるまとめを発表してくれました。
家族みんなの意識を高めれば、事故を減らすことに繋がるはず。この授業が、どうしたらもっと安心して過ごせるかを考えるきっかけになれば嬉しいです。
今回もくみまち学校へご参加いただきありがとうございました。グループで話し合うワークが多いくみまち学校では、グループ内で質疑応答をしたり発言を促したり、ときには注意して話し合いに集中できるようにしたりと、それぞれが自然と役割をもって取り組めるようになっています。その中で自分の強みに気づくこと、相手を思いやる気持ちを育てることができるのも大きな魅力のひとつです。
初めての参加でも、子どもたち同士でサポートし合えるのでご安心を!もちろん元気な講師もしっかりフォローします。いつも最後は笑顔で終了、そんな楽しい時間です。また行きたいと思える充実の講座に、ぜひご参加ください!

ご参加いただいた皆様、
ありがとうございました!
講座概要
※本講座は開催終了しております
日程 |
朝霞店 2024年12月14日(土) |
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対象年齢 | 小学4年生~6年生(男女にかかわらず誰でも応募可能) |
参加費 | 500円(後日アンケートにお答えいただいた方にカインズポイント20ポイントプレゼント) |
定員 |
新座店:各部先着20名 |
特記事項 |
キャンセルの場合は、 |
カインズ朝霞店
開催日時・場所 | 2024年12月14日(土) 埼玉県朝霞市根岸台3丁目20番地1号 カインズ朝霞店 3階特設会場[map] |
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講師 |
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カインズ新座店
開催日時・場所 | 2024年12月21日(土) 埼玉県新座市大和田2丁目6番32号 カインズ新座店 2階特設会場[map] |
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講師 |
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カインズ浦和美園店
開催日時・場所 | 2024年12月21日(土) 埼玉県さいたま市緑区美園1丁目11番地1 カインズ浦和美園店 2階特設会場[map] |
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講師 |
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三井住友海上火災保険株式会社からのメッセージ
通学路、よく遊ぶ場所など、身の回りには気づいてないリスクが潜んでいることがあります。
今回カインズさまと「くみまち学校」を通して、お子さまたちが交通事故などにあわないようするため、
普段、何気なく通る道など、「身近にあるけどなかなか気づかないリスク」を学ぶ授業を行います。
大事なのは事故が起きてからではなく、事故を防いで、安心して暮らすこと。
私たち三井住友海上は、安心と安全を守り続け、子どもたちの健やかな未来を支えることが
活力ある社会の発展につながると信じています。
CAINZからのメッセージ
私たち1社でできることは限られていますが様々な共感企業さまと「くむ」=「共創」することによって今後地域で生まれる様々な課題に対して共に解決することを「くみまち構想」として取り組みを開始いたしました。今回は防災・災害対応という三井住友海上火災保険株式会社さまと未来のまちに生きる子供たちに向けた講座を開講できることとなり大変嬉しく思っております。