カインズ朝霞店でくみまち学校 講座「リサイクルから分別の大切さを学ぼう」を開催しました!
2022年6月25日(土)にカインズ朝霞店で実施されたくみまち学校講座ではキリンホールディングス株式会社と株式会社カインズとで未来のまちに生きる子供たちのために「考える力とリーダーシップ力」を育むための講座を開催しました。小学2〜6年生の合計22組が参加してくださり、私たちの生活にかかわりの深い、ビン・カン・段ボールを題材として3R(リデュース、リユース、リサイクル)についてワークショップ体験を交えつつ地球環境を守ることや持続可能に変化していくことの大切さと共に学ぶ時間となりました。
「くみまち学校」は、カインズが2021年10月に発表した「くみまち構想」の取り組みの一つで、社会課題を「環境」や「教育・子育て」など15の領域に分け、授業化したものです。カインズでは、くらしを豊かにすることをDIYととらえ、学校では教えてくれない「生きる力」を、体験(DIY)を通じて学ぶ場を提供しています。
今回のテーマは実は身近でとっても大事なリサイクルについて
「くみまち学校」の開催は、今年3月にカインズ本庄早稲田店で本庄市と共に行った「SDGs講座」に続く2回目となります。今回はキリンホールディングスの協力のもと、カインズ朝霞店のメンバーが講師となり、22人の子どもたちが「リサイクル」について分別を通して体験することで社会課題を学び、積極的な意見交換でリーダーシップを育みます。初めは自己紹介タイムです。初めて会うみんなの前でそれぞれ自己紹介をしていきます。
そしてグループに分かれて、リサイクルについてのクイズに挑戦です!よく見かけるビンや缶、ペットボトルは元々は何でできているのかなど、身近なはずなのによく知らないことに気づく時間となりました。
ビン・カン、ペットボトル、ダンボールがリサイクルされてどんなものに姿を変えるのか、また日本のリサイクル率は世界と比べてどうなのかなど、大人も「なるほど」と思うような内容が続きます。
できるかな!?分別をみんなで実際にやってみよう
それぞれの資源のリサイクル率や分別方法について意見交換をし、座学でしっかりとリサイクルに関しての知識を身につけたら、お待ちかねのワークショップです。実際にビン・カン、ペットボトル、ダンボールを手にして、朝霞市の分別表を見ながら分別をしていきます。普段お母さんやお父さんは自然とやっていることでも、いざ自分達だけでやってみると小さなところで「この場合はどうなるのだろう」と考える瞬間も多いです。いざ手に持って考えると、ペットボトル一つでもキャップやラベルは分けるべきなのか、ビンだったらビンの色やラベルのことも気になってきます。
子どもたちの表情は真剣そのもの。初めは緊張気味だった子どもたちも、チームでクイズ形式のワークショップにいっしょに挑戦することで、一体感が生まれ、活発に意見交換するようになっていきます。
世界で一つだけのオリジナル段ボール額縁を作って発表タイム
最後は今日1日で学んだことの発表タイムです。ごみの量、リサイクルの量、そして地球の課題など、多くのことを学びました。それぞれがオリジナル段ボール額縁をデコレーションし、チームでまとめたクイズの結果や意見を代表者が発表します。大人顔負けの鋭い意見も飛び出して、見学している親御さんたちからも思わず笑顔が!子どもたちの真剣さが伺えます。
参加することでリーダーシップが身につく、くみまち学校
くみまち学校は未来のまちに生きる子供たちのために「考える力とリーダーシップ力」を育むための講座を専門家の教材監修を通して設計しています。それらの学びを子供が大好きなスタッフがサポートしていきます。参加者の人数も制限し、テーブルを分け、最もディスカッションしやすい人数とテーマを子供たちに与えました。そうすることで個々が発言しやすく、課題に対して協力し合うことができるのでリーダーシップも自然に身に付きます。
今回のワークショップについて子どもたちからは、
「今日やったことを友達に伝えたい」
「リサイクルすることは世界をきれいにすることが分かった」
「分別は大変だけど、大切さがわかったし、みんなでできて楽しかった」
といった感想が寄せられました。
ワークショップを見守っていた保護者の皆様からも
「親も勉強になった」
「普段は大人しくしているうちの子が、積極的にチームで会話していてびっくりした」
「感想をビッシリと書いていて、子どもの成長を感じた」
といった感想が寄せられ、始終楽しい雰囲気に包まれたワークショップとなりました。
ご参加いただいた皆様、
ありがとうございました!
講座内容
※本講座は開催終了しております
講座名 | 「リサイクルから分別の大切さを学ぼう」 |
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内容 | 私たちの生活にかかわりの深い、ビン・カン・段ボールを題材として3R(リデュース、リユース、リサイクル)についてワークショップ体験を交えつつ地球環境を守ることや持続可能に変化していくことの大切さと共に学びます。 |
対象年齢 | 小学4年生~6年生(男女に関わらず誰でも応募可能) |
日程 | 2022年6月25日(土) |
開催時間 | 午前の部 10:00~11:30 / 午後の部 13:00~14:30 |
開催場所 | くみまちモールカインズ朝霞店2階クリニックモール内パブリックスペース 埼玉県朝霞市根岸台3丁目20番1号[map] |
参加費 | 1,000円 |
定員 | 各部 先着20名 |
講師 |
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KIRINグループからのメッセージ
社会と価値を競争し持続的に成長するCSVパーパスとともに、未来を生きる子どもたちの「健康」「コミュニティ」「環境」という社会課題に対する視野を広げ、問題意識や考える力の醸成に貢献していきます。くみまち学校でのリアルな体験を通じ、よりよい未来を実現するための知見やソリューションを身近に伝えることができると考えており、この講座をカインズさまと開けたことを大変うれしく思っております。
CAINZからのメッセージ
今回は教育という分野でKIRINホールディングスさま、早稲田大学日向野教授と共にリーダーシップ教育を研究実践する教育企業と未来のまちに生きる子供たちに向けた講座を開講できることとなり大変嬉しく思っております。