レポート

くみまち学校8月講座「『蚊』から地球温暖化と感染症について学ぼう」を開催しました!

蚊」から地球温暖化と感染症について学ぼう
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カインズでは、2021年にスタートした「くみまち構想」の一環として、学校では教えてくれない「生きる力」を体験(DIY)を通じて学ぶ場「くみまち学校」を、各地の店舗にて開催しています。

8月26日(金)にカインズ朝霞店で開催された講座には、午前の部・午後の部で計9人の小学生が参加。「キンチョール」でおなじみの大日本除虫菊株式会社の協力のもと、楽しいワークショップを通じて「蚊」と地球温暖化の関係、そして感染症予防について学びました。

目次

「蚊」を通じて、地球温暖化と感染症について学ぼう!

午前の部の参加者は、小学校3年生~5年生の4名。まずは、それぞれ元気よく自己紹介をしてから、今回のテーマである「蚊」や「地球温暖化」についてのクイズに挑戦しました。

クイズに出題されたのは、次のような問題。皆さんも、ぜひ挑戦してみてください。

Q1:猛暑日とは何℃以上の日のことでしょう?

  1. ① 30℃以上
  2. ② 35℃以上
  3. ③ 40℃以上

Q2:100年前は、猛暑日が何日あったでしょうか?

  1. ① ~1日
  2. ② ~5日
  3. ③ ~10日以上

Q3:地球上で一番「人の命」を奪っている生き物は?

  1. ① ヘビ
  2. ② 人
  3. ③ 蚊
  4. ④ クマ

クイズの中で、子どもたちが一番苦戦した問題が、「地球上で一番人の命を奪っている生き物は?」。答えは、デング熱やマラリヤなどを恐ろしい病気を媒介し、多くの人を死に至らしめている「蚊」ですが、蚊と感染症の関係について知らない子もいたようです。

クイズの正解 Q1: ② Q2:① Q3:③

みんな真剣に考えて答えてくれました
みんな真剣に考えて答えてくれました

温暖化で蚊が増えるのはなぜ?

蚊と感染症の関係を学ぶにあたって、まずは知っているようで知らない、蚊の生態について、講師役のスタッフから次のような説明がありました。

普段の生活を思い出しながら推測します
普段の生活を思い出しながら推測します
蚊の生態
  • ・ 気温が25℃~30℃になると活動が活発になる
      ⇒例えば朝霞市では5月~10月ごろ
  • ・ 血を吸うのは産卵期のメスだけ。オスや産卵期以外のメスは草の汁や花の蜜を主食としている
  • ・ 蚊は水面に卵を産み、水の中でボウフラ(幼虫)になって、2週間ほどで成虫になる
  • ・ 水を好むが、流れのある川や池よりも、放置されたバケツや古タイヤ、ゴミやプランターなどに溜まった水を好む
初めて会うお友達と話し合いを進めます
初めて会うお友達と話し合いを進めます

こういった蚊の生態について、近年問題になっているのが地球温暖化の影響です。地球温暖化が進んで気温の高い時期が伸びると、その分、蚊が活発に活動できる時期が長くなってしまいます。また、これまで蚊が生息していなかった寒冷地でも、温暖化の影響で蚊の生息が確認されるようになってきました。

このように蚊の活動期間が長くなれば長くなるほど、あるいは蚊の生息地域が広くなればなるほど、人が蚊に刺されて感染症にかかるリスクも増えてしまいます。恐ろしい感染症のリスクを下げるためには、温暖化を食い止めて蚊の活動できる時期や場所を減らすこと、そして蚊の増殖を抑えることが不可欠です。

蚊の被害を防ぐには?

以上の説明の後、子どもたちに「蚊を増やさないために、どうしたらいいと思いますか?」と質問したところ、次のような回答がありました。蚊が増えることのリスク、温暖化のリスクについて、子どもたちはしっかり理解してくれたようです。

【子どもたちの意見】
  • ・ 温暖化が進まないように、電気をこまめに消す
  • ・ 蚊が卵を産めないように、ゴミやタイヤ、水を入れたままのバケツやプランターを放置しない
  • ・ ゴミが落ちていたら拾う
考える機会があると意識が変わりそうです
考える機会があると意識が変わりそうです

蚊に刺されないようにするには?虫よけスプレーの塗り方をワークショップで確認しよう!

感染症のリスクを減らすためには、蚊を増やさないようにすると同時に、蚊に刺されないようにすることが大切です。蚊に刺されないようにするには、虫よけスプレーを塗るのが効果的ですが、「虫よけスプレーを塗ったのに、蚊に刺されてしまった」という経験がある人も少なくないでしょう。その原因のほとんどは、虫よけの「塗り漏れ」です。虫よけスプレーを塗ったところは、蚊から見えなくなるため、蚊に刺されなくなりますが、塗り漏れてしまったところは、蚊から見えてしまうので、刺されてしまうのです。そこで、子どもたちには「虫よけスプレーを塗ったところ」と「塗り漏れたところ」が蚊からどんなふうに見えているのかを実感してもらうために、色砂と糊を使った「砂絵体験」のワークショップを体験してもらいました。

【砂絵の描き方】
  • ① 画用紙にスプレーやスポンジで糊を付ける
  • ② 画用紙に色砂をかける
  • ③ 余分な色砂を落とす

①~③を繰り返すと、自分だけの砂絵の完成です!スポンジで絵を描いた作品、スプレーでできるランダムな模様を活かした作品など、個性あふれる作品ができあがりました。色砂の付いているところと付いていないところが入り混じっている様子を見て、子どもたちは「虫よけスプレーを塗り漏れたときに、蚊からどう見えているのか」が、実感できたようです。

それぞれが真剣に取り組んでいます
それぞれが真剣に取り組んでいます
それぞれが真剣に取り組んでいます
それぞれが真剣に取り組んでいます

正しい虫よけの塗り方は?

ワークショップの後は、正しい虫よけの塗り方のレクチャーがありました。ワークショップで作った砂絵をイメージすると、スプレーしただけでは、ムラなく塗れないことがよくわかるはず。スプレーしたら、必ず手でしっかり塗り広げるようにしましょう。

いろいろな虫除けグッズもご紹介
いろいろな虫除けグッズもご紹介
正しい虫よけの塗り方をマスターして、今回の講座とワークショップは終了。子どもたちからは、次のような感想が聞かれました。
  • ・ 蚊がこれ以上増えないように、温暖化を止めないといけないと思いました。
  • ・ 蚊が卵を産む場所を減らすために、家の周りや街をきれいにしたいです。
  • ・ 短い距離はなるべく歩いて移動して、二酸化炭素の排出量を減らしたい。
  • ・ 今日習ったことを、友達や家族にも教えてあげたい。
  • ・ 必要のないときには電気を消して、省エネ生活をする。
さまざまな視点からの意見、素晴らしいです
さまざまな視点からの意見、素晴らしいです

「蚊」という身近な存在を通じて、子どもたちは地球温暖化や感染症といった社会問題を「自分ごと」として捉えることができたようです。今回の講座での学びが、「電気を消す」「街をきれいにする」といったアクションに繋がり、子どもたちの周囲にも広がっていくことを願ってやみません。

カインズでは、今後も賛同企業や自治体、教育機関の皆様のご協力のもと、子どもたちが体験(DIY)を通じて生きる力を学ぶ場を、提供して参ります。今後のくみまち学校の活動に、ぜひご期待ください。

みんな、よくできました!
みんな、よくできました!

ご参加いただいた皆様、
ありがとうございました!

WORKSHOP

講座概要

※本講座は開催終了しております

講座名 『蚊』から地球温暖化と感染症について学ぼう
内容 「キンチョール」でおなじみの大日本除虫菊株式会社の協力のもと、楽しいワークショップを通じて「蚊」と地球温暖化の関係、そして感染症予防について学びます。
対象年齢 小学4年生~6年生(男女に関わらず誰でも応募可能)
日程 2022年8月26日(金)
開催時間 午前の部 10:00~11:30 / 午後の部 13:00~14:30
開催場所 くみまちモールカインズ朝霞店2階クリニックモール内パブリックスペース
埼玉県朝霞市根岸台3丁目20番1号[map]
参加費 1,000円
定員 各部 先着20名
講師
石渡 さ
  • [カインズ朝霞店]
  • 石渡 さおり
  • 経験ライン:インテリア・家電・フレンドリー
  • 好きな食べ物:焼き鳥
  • 趣味:一人映画
  • 新しいことにチャレンジするのが大好き
石渡 さ
  • [カインズ朝霞店]
  • 浜崎 咲子
  • 経験ライン:カー・レジャー・キッチン・フレンドリー
  • 好きな食べ物:ゴーヤ
  • 趣味:ドライブ
  • ニコニコ笑顔で子供たちと触れ合うのが大好き

大日本除虫菊株式会社からのメッセージ

このたび「くみまち構想」の取り組みの中で、弊社の知見を子供たちに共有する機会を頂き、大変嬉しく思っております。今回のテーマとなる「蚊」は太古の昔から人間を悩ませ続けてきました。KINCHOが渦巻き型の蚊取り線香を開発してから120年が経ちましたが、その間、彼らとの向き合い方をずっと研究してまいりましたので、授業を通して子供たちに沢山のヒントを与えることができると考えています。一緒に楽しく学んでいきましょう。

CAINZからのメッセージ

私たち1社でできることは限られていますが様々な共感企業さまと「くむ」=「共創」することによって今後地域で生まれる様々な課題に対して共に解決することを「くみまち構想」として取り組みを開始いたしました。今回は教育という分野で大日本除虫菊さまと、未来のまちに生きる子供たちに向けた講座を開講できることとなり大変嬉しく思っております。